
ご存知の通り、サーマルペーストはパソコンの性能を良好に保つうえで重要な役割を果たします。システムから熱を効率的に放散し、長時間にわたってPCをピーク性能で稼働させてくれる存在です。
とはいえ、特定のハードウェア部品にサーマルペーストが同梱されているのかどうか分からなくなるのも無理はありません。そこで本記事では、クーラーやファンにサーマルペーストが付属しているのかを確認していきます。これこそが本記事の主題です!
購入できるクーラーやファンの種類
PCの冷却システムには、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、もちろん昔ながらのファンとヒートシンクを使った空冷システムです。高負荷でCPUが熱くなると、その熱はヒートシンクへ伝わります。ヒートシンクはエアファンに接続されており、そこから熱を排出します。このようなシステムでは、複数のファンが連動してPCケース外へ熱気を送り出します。

2つ目はAll-in-One、いわゆるAIOです。これはラジエーター、ウォーターブロック、ポンプ、チューブ、ファンを組み合わせた水冷システムで、PCから熱を排出します。
ポンプはラジエーターから冷水をウォーターブロックへ送り込みます。CPUで発生した熱はIHSからウォーターブロックへ伝わり、そこから冷水に移ります。熱を吸収した水はラジエーターへ送られ、最後にラジエーター上のファンがケース外へ熱を送り出します。
クーラーを買うとサーマルペーストは付いてくる?
冷却システム一式を購入した場合、どのタイプの冷却方式を選んでも、通常はパッケージにサーマルペーストが同梱されています。いずれのシステムでもサーマルペーストは極めて重要です。CPUの熱を放散のために伝える媒介となるからです。

ただし、冷却システム全体ではなくファンだけを購入する場合、パッケージにサーマルペーストが入っていないことがあります。その際はサーマルペーストを別途注文してください。
クーラー付属のサーマルペーストは十分な性能か?
パッケージにサーマルペーストが同梱されていた場合、その品質が気になるかと思います。付属ペーストの品質は、クーラーのブランドや同梱されているサーマルペーストのブランドに大きく左右されます。
というのも、サーマルペーストは品質面で製品ごとに差があり、求めるレベルに届かないものも少なくありません。無料で付いてきたとしても、まず品質を確認することをおすすめします。クーラーに無料付属するペーストの多くは、ハイクオリティとは言えないためです。
付属のサーマルペーストが信頼できそうに見えない場合は、より高品質なペーストを選ぶべきです。そこで登場するのが Kooling Monster KOLD-01 サーマルペーストです。
KOLD-01 は、扱いやすさ、長期耐久性、最高レベルの熱管理を提供するシリコンベースの高品質サーマルペーストです。付属の標準以下のペーストの代替品として最適です。
クーラー付属のサーマルペーストはいつ交換すればよい?
この答えは状況により多少変わってきます。
なぜでしょうか?付属のサーマルペーストは品質がまちまちだからです。全体的なPCの使い方やサーマルペーストの品質によって、数ヶ月から数年のあいだで劣化します。とはいえ、期間だけで交換時期を決めるのは適切ではありません。実際は、サーマルペーストの品質やPCの使い方など、さまざまな要素に依存します。一般的に品質の良いサーマルペーストなら1~2年ごとに交換するのが安全な目安です。

動作中にPCが以前のように冷えなくなった場合、サーマルペーストの劣化が原因かもしれません。また、通常作業中にPCがもたつく・フリーズすることがあれば、それもサーマルペースト劣化のサインかもしれません。
不要なスロットリングや過熱には注意してください。もしそうした現象が起きれば、サーマルペーストの交換時期の可能性が高いです。(詳しくは サーマルペーストはどれくらいの頻度で交換すべきか? をご覧ください)
まとめ
多くのブランドがクーラーのパッケージにサーマルペーストを同梱していますが、それが自前で高品質なサーマルペーストを用意しなくてよい理由になるわけではありません。
多くの場合、付属する無料ペーストは標準以下の品質なので、KOLD-01のような製品を入手するのが最善です。


